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リチウムイオンバッテリー大手のAESC(本社:神奈川県横浜市、CEO:松本昌一)は、6月3日(火)、フランス・ドゥエーの最新鋭ギガファクトリーで、生産開始式典を開催しました。この式典にはフランスのエマニュエル・マクロン大統領も出席され、EVへの移行に向けた重要な一歩であることを示しました。
年間10GWhの生産能力を持つこのギガファクトリーは、ルノー向けにEV約20万台分の最新型バッテリーを供給できる能力を持っています。同工場ではすでに650人の雇用が創出されており、フル生産時には1,000人の雇用が見込まれています。
エマニュエル・マクロン大統領:
「私たちは、ここドゥエーでフランス産業の歴史に新たな1ページを刻もうとしています。AESCのドゥエー・ギガファクトリーは、2021年から始まった『Choose France』プロジェクトの一環であり、8年間のたゆまぬ努力の成果です。このプロジェクトは、新しい技術の開発や雇用創出を進めながら、より持続可能な社会の実現を目指しており、フランスが独自で進めている環境に優しい社会を実現するというビジョンを体現しています。このプロジェクトは、働く人々やその家族、地域全体の生活を大きく変える力を持っています。私は、この成功を支えてくれたパートナーや地方自治体、そしてこのプロジェクトに参画された皆さんの情熱に心から感謝します。私たちはここドゥエーの繁栄とともに、地域を発展させ、より豊かなフランスを作り上げていくのです。」
AESCレイ・チャン会長:
「ドゥエー・ギガファクトリーが生産を開始したことは、フランスの産業を再び活性化させ、同国をEV推進のリーダーとするための重要な一歩です。最先端のバッテリー技術と優れた人材に投資することで、モビリティのカーボンニュートラル化に向けた取り組みを加速できることを誇りに思います。フランスが目指す環境に優しい社会を実現するというビジョンに強く共感しています。」
当社は、地域の教育機関および雇用機関と連携した継続的な採用活動を通じて、地元の人材採用に投資を続け、地域経済に貢献していきます。