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First Pillar Ceremony Unveils Start of Construction on AESC’s Second UK Gigafactory

AESC、英国サンダーランド新工場の立柱式を実施

リチウムイオン電池企業のAESC(本社:神奈川県座間市広野台2-10-1、CEO:松本昌一)は、2022年12月9日、英国タインアンドウィア州サンダーランドに建設予定のEV用リチウムイオンバッテリー新工場の立柱式を執り行いました。

サンダーランド市議会議長 グレアム・ミュラー氏、欧州日産自動車会社 生産技術担当ヴァイスプレジデント アンディ・マーシュ氏などが列席し、AESC CEO 松本昌一とともに柱のボルト締めを行い、工事の安全を祈願しました。

サンダーランド新工場は年間12ギガワット時(GWh)の生産能力で、2025年の稼働を予定しています。従来モデルよりエネルギー密度が30%高く、航続距離を拡大した次世代バッテリーを生産し、1,000人以上の雇用を創出します。新工場はIAMP(*1)内に建設され、年間35GWhまで生産能力の拡張余地があり、拡張時には4,500人ほどの雇用創出が見込まれています。同工場はAI+IoTテクノロジーを取り入れ、使用電力を最適化する、スマートグリーン工場になります。また、敷地内の太陽光発電のほか、マイクログリッドを構築して周辺地域からも再生可能エネルギーを調達し、100%再生可能エネルギーでの操業を行います。

*1 IAMP(International Advanced Manufacturing Park):EVや最先端の環境技術関連プロジェクトの中心地であるグリーン工業地帯

サンダーランド市議会議長 グレアム・ミュラー氏:
「IAMPは、サンダーランド市の経済を変革し、長年にわたり新たな雇用を市内外に創出するという、一世一代の機会を私たちにもたらすものです。AESCの画期的なギガファクトリーの建設が、10億ポンド規模の日産自動車とのEVハブ事業である「EV36Zero(*2)」のひとつとして始まることで、英国北西部の先端製造業と自動車産業において、より環境に優しい、持続可能な未来への動きが加速されます。これは、サンダーランド市にとって画期的な出来事です。」

欧州日産自動車会社 生産技術担当ヴァイスプレジデント アンディ・マーシュ氏:
「AESCの新しいギガファクトリーの立柱式に立ち会えたことを大変うれしく思います。稼働中のサンダーランド工場は、日産LEAFの販売を支えてくれました。新しいギガファクトリーは、EV36Zero(*2)の土台として、EV生産・バッテリー製造と再生可能エネルギーを組み合わせ、カーボンニュートラルに向けた動きを加速させてくれることでしょう。」

*2 EV36Zero:日産自動車による世界初となるEV生産ハブ

AESC CEO 松本 昌一:
「初代日産LEAF搭載用バッテリーの生産をサンダーランドで開始してから、今年で10年になります。安全性と高品質にこだわり続け、今では59か国で走る80万台のEVに私たちのバッテリーが搭載されるまでになりました。2025年には、さらなる生産能力を有するギガファクトリーが稼働します。今後とも、地域の皆様、パートナー様と協力し、EVの普及と持続可能な未来の実現に貢献してまいります。」

AESCは、世界に誇る日本のものづくり技術と長年の研究開発による知見を基に、自動車および電池業界の国際競争力の向上に貢献し、カーボンニュートラル社会の実現に向けたグリーン産業の発展を通じて、地域を活性化するとともに、高付加価値の雇用をグローバルに創出してまいります。

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